OSX 10.9 Mavericks 登場で何が変わるのか

少し前に大変な思いをして os を 10.5 から 10.8 に移行したばかりですが、もう 10.9 が登場しました。しかも無料で。同時に、条件次第では iWork も。OS と iWork の無料配布は、自分たちの数年先までのロードマップに利用者を改めてしっかりと乗せるための布石なのではないでしょうか。この無料化の波に乗ることは、アップルの手のひらにもう一度しっかりと腰をかけることになる。

自分たちの製品を無料化することは、下手をすると自社の商品価値やブランド力を下げかねない。「一度無料にしてしまうと、いざお金を取ろうというとき『前は無料だったのに』と抵抗を受ける」と、ある広告業の人の話しを思い出します。アップルには、そういった危険を冒してでも実現させたいロードマップがあるわけで、またその自信もあるのでしょう。

アップルはここ数年、iOS での市場開拓の流れを Mac にも流用しています。それ以前の iTunes も含め、iOS で成功した App store を主力とした少額のコンテンツ、ソフトウェアをよりたくさん、よりこまめに買わせ、登録デベロッパーからも吸い上げる「薄く広く」な手法が、ハードウェア販売と平行してクラウドも絡めた中核をなしていくことになるでしょう。

甘い水で呼び寄せられた利用者が、今後どのようにしてアップル社の資本になっていくのか、想像するに難しくはありませんが、アップル製品に魅力を感じ使っている以上は、それを承知で巻き上げられるも知らずに巻き上げられるも、どちらであれ結果は変わりませんね。

【WordPress】セキュリティーを向上させる wp-cofig.php のパーミッション設定 400

通常、wp-config.php のパーミッション(アクセス権)は、「644」であることも多いでしょう。しかし、先日の某サーバー会社におけるデータベース大規模改竄事件は、その 644 の危険性を示しました。

この事件は、WordPress の設定ファイルである wp-config.php からデータベース接続に必要な情報を抜き出し、データベースを改竄したというものです。サーバーに、別ユーザーへのシンボリックリンク(ファイルやディレクトリに別の名前を与え、ユーザーやアプリケーションがその名前をファイル本体と同様に扱えるようにする仕組み)に対する読み込みを制限するシステムが実装されていれば、パーミッションは 644 でも問題ありませんが、大手サーバー会社でも未実装であったりすることがわかりましたね。

wp-config.php が、同一サーバーを共有している他のユーザーに(またはそれを踏み台に)読み取られてしまうことを防ぐためにも、パーミッションは「400」にしておきましょう。WordPress の作動になにか影響を及ぼすわけでもなく、防護壁は多重であることに越したことはありません。

【Photoshop】肌を美しくするレタッチテクニック

Photoshop を使った人物の肌を美しくするレタッチテクニックを紹介します。

まずは、手を加える写真を読み込みます。
このままでも十分にきれいなお姉さんですが、しわ・シミ・陰影など、レタッチの余地はしっかりあります。

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次に、読み込んだ写真を二枚複製し、それぞれ用途別に名前を付けます(最上位レイヤーの「ソラリゼーションカーブ」については、別の機会に紹介しましょう)。ここでは、ハイパスフィルターをかけるレイヤーと色味のレイヤーに、下のように名前を付けました。あなたがやるときは、自分流の命名でかまいません。

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では、具体的に修正していきましょう。
始めに、ハイパスレイヤーに「ハイパスフィルター」をかけます。
フィルター>その他>ハイパス
半径は、写真の大きさや解像度によって異なりますが、2〜5px くらいでいいと思います。その後、このレイヤーのブレンドモードを「リニアライト」にし、不透明度を50%程度にします。このときハイパスレイヤーは、色レイヤーの上になければいけません。この工程はシャープフィルターと同じ効果をもたらしてくれますが、場合によってはこちらの方が融通が利くこともありますので、覚えておくと良いでしょう。

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続いて、色レイヤーにダスト&スクラッチで、少し全体を均しておきましょう。
フィルター>ノイズ>ダスト&スクラッチ

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次に、同じく色レイヤーにガウスぼかしをかけます。
フィルター>ぼかし(ガウス)
※ここで注意。このときのガウスぼかしの値は“ハイパスフィルターと同じ値”にすること。ハイパスを2pxでかけたなら、ガウスぼかしも2pxで。

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どうですか。写真にシャープさが出ましたね。

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つづいて、スタンプツールの「カラー比較(明)」で、肌の暗い部分を明るくしましょう。色レイヤー上で、明るい部分をサンプリングし、暗いところに乗せていきます。不透明度は25%程度でよいでしょう。あまり濃いと不自然さが出ます。

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ほら、肌が全体的に明るくなりましたね。

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今度は、シミやしわを消します。選択ツールで色レイヤー上の気になるところを選択し、ガウスぼかしをかけます。いきなり大きくぼかすのではなく、小さな値から始め様子を見ながら同じ部分に二度三度とかけていきましょう。

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こんなにきれいになりました!

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レタッチ前後を比較してみましょう。(クリックで拡大)

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さらに、まつげもおまけ。

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編集過程を GIF アニメーションで見てみましょう(クリックで表示)

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このレタッチ手法の最大の特徴は、髪や産毛など写真が持つ本来のディテールを損なわずに肌だけを変えられることです。是非、使ってみてください。

※解像度の低い画像には、この方法では高い効果が得られません。