マイクプリアンプ ART Tube MP StudioV3 の真空管換装

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今回は、ART のベストセラーマイクプリアンプ Tube MP の後継器「Tube MP StudioV3」の真空管換装のお話です。写真の青い箱が Tube MP StudioV3。このマイクプリアンプ、定価は35,000円くらいしますが、実売価格は6,000円前後でとてもお買い得です。

下にあるのは、Roland の FireWire オーディオインターフェイス FA-66。2005年発売で、もう8年以上も前のもの。OSX では 10.3.4 から最新の 10.8.4 までちゃんと動くし(追記:10.9.5 でも作動を確認)、Windows でも 8 の 32/64 bit ドライバーがある、息の長い製品。システムへの対応を長く続けてくれる会社の製品は、安心して買えますね。

ただ、このFA-66、マイクを接続して使うには音量がだいぶ小さい。最初は故障かと思ったほど。元々そういう作りなんだとか。マイクプリアンプとセットで使うのが王道のようです。ということで、近頃は音声収録の機会が増えたこともあって、Tube MP StudioV3 を間にかませてみました。
ところがこのアンプ、ノイズがひどくて使い物になりません! 本当に! わざわざノイズプリントを作って除去しても、すっきりとはいきません。安物買いの銭失いで済ませるにはもったいないぞ、さてこのノイズ対策、どうしてくれようかと調べてみたら、中の真空管がダメダメらしい。中国製の真空管 12AX7 を他のものに交換したらいいっていうじゃないですか! 安定のメイドインチャイナクオリティーですね……。

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↑そこで、早速 VIZION 12AX7 V(ローゲインモデル)を購入(3,000円くらいで買えます)。
中国管と交換です!(この管はどこ製なんだろう)

その結果……。

(;゚Д゚)すっ すばらしい! このマイクってこんな小さな音もきれいに拾えたんだね! みたいな感じです。ゲインを低く抑えても十分な出力で、もうノイズなんて気にしなくて大丈夫。あと3,000円高くてもいいから、始めからまともな真空管いれておくべきですよ。

Tube MP StudioV3 を持っていたら交換を、または購入するなら同時に真空管の購入を強くお薦めします。

OSX Mountain Lion 10.8.4 アップデート

OSX 10.8 のアップデート 10.8.4 がでました。目立ったバグフィックスの中で自分に必要だったのは、「デスクトップピクチャーの変更が再起動でリセットされてしまう」ことの修正ぐらいかな。

それにしても、6月10日の「Worldwide Developers Conference(WWDC)」で次期 OS が発表されることの方が気が重いです。楽しみにしている人はたくさんいるんだろうけど、使用中のソフトウェアやドライバーは動くのだろうか、対応するのだろうかとやきもきしなければなりませんから。ここが Mac ユーザーの哀れなところかな。メジャーアップデートどころかマイナーですらこうなのですから。

ところで、新しい MacPro は登場するのでしょうか。Ivy Bridge の Xeon E5・7系は出てきていいませんが、まさか同時発表なんてわけないですよね。それとも今更 Sandy で出るの? はたまた出さないの? まさか Haswell まで引っ張るなんてことはないよね? その頃には正直、もういらないよって気分です。

(追記:結果は、Ivy Bridge の Xeon E5-1600 v2・2600 v2 でしたね)

1クリックで IPアドレスを偽装できるプラグイン Stealthy

インターネットを利用していてイラッとするのが、勝手に接続するウェブサイトを振り分けられるときです。英語サイトを見たいのに日本語サイトに誘導するのは余計なお世話で、日本語サイトがまだ更新されていなかったり、リンク切れで見られないページがあったり、国ごとに商品・サービスが違ったり、そもそも英語の本家サイトに行かないと載っていない情報があったり、登録が英語ページからだけとか、意味があってあえて自分の使用言語以外のサイトにアクセスしているのに。

ブラウザーの情報から使用言語を特定して、割り振るってのはもちろんありだけど、ウェブサイトに言語選択のプルダウンや別途リンクを用意しておいて、表示するサイトを容易に変更できるようにしておかないのは不親切きわまりない。

例:Avid のウェブサイトには、ちゃんと言語選択のプルダウンがある。

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世界規模で展開する事業内容に伴って、ドメインを一つに統一したいといった理由はよく分かりますが、だったら Apple のようにディレクトリー区別で運営するべきです。「apple.com/jp/」で日本、「apple.com/uk/」でイギリスみたいに。これなら、URL の変更やブックマークの登録で自由に言語が選択できます。別の言語サイトを表示させるために、わざわざブラウザーの使用言語を変更するとか、あらためてクッキーで覚えさせるとか、利用者に余計な一手間をかけさせるのは賢くありません。

ましてや、 IP アドレスでアクセス元の国を判定して割り振られるだなんて理解できません。ごく普通の人には IP アドレスの変更はおろか、「IP アドレス?」ってところなわけで。そうなるともう、どうしようもなくなってしまいます。

でも、クリック一つで簡単に IP アドレスを偽装できる便利なブラウザープラグインに「Stealthy」があります。もともとは反政府・民主化運動「アラブの春」のために開発されたものだそうで。

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これを入れると、米国または英国国内からの仮想アクセス(有料)、ランダム、任意の国別コード入力の4つのアクセス方法を利用できるようになります。ただし、わざわざどこかのサーバーを経由することになるので、接続速度は極端に落ちてしまうのが難点。利用は限定的ですね。有料の Pro にしたら速くなるかな?

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