Mac Pro に GeForce GTX 970 で最高のコストパフォーマンスを!

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お待たせいたしました。前回の GeForce GTX 650 Ti のインストールから2年。ついにこの日がやってまいりました。今回は、GeForce GTX 970 をインストールします。

タワー型 Mac Pro で利用できるグラフィックカードで、高いパフォーマンスを実現してくれるのが GeForce GTX 980 です。しかし、980 はあまりにも高価です。そこで、一つ下の 970 ならいくぶん手も出しやすく、かつトップクラスのパフォーマンスも持っています。メモリースペックのインチキ問題(詳しくは調べてね)を差し引いても、依然として魅力あるカードです。

今回は、他社に比べて低価格な ZOTAC のグラフィックカードを採用しました。

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このグラフィックカードには、6 pin の補助電源が2つ付いています。
これまでは GeForce GTX 650 Ti(過去の記事)を使用していましたが、補助電源が1つだけでしたので、電源ケーブルが一本足りません。そこで、Amazon で買い足しました。

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システムには、執筆現在の最新ドライバーである Quadro & GeForce Mac OS X Driver Release 346.01.02f02 をインストールしておきます。最新の CUDA も忘れずに入れておきましょう。
※ OSX(10.10.3 現在まで)には、GeForce GTX 970 に対応したドライバーが入っていないので、グラフィックカードを先に取り付けてしまうとディスプレイが映りません。注意してください。

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なお、サポートリストに GeForce GTX 900 シリーズはありませんが、これで動きます。

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インストールが終わったら、使用するグラフィックドライバーで NVIDIA Web Driver を選択し、システムを終了します。

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それでは、グラフィックカード GeForce GTX 970 の取り付けです。

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補助電源もこの様に取り付けました。

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起動すると、問題なく認識されています。
なお、GeForce GTX 980 でも手順は以上と同じはずです。

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では、お待ちかねのベンチマークです。

GeForce GTX 970 VS GeForce GTX 650 Ti on Mac Pro Mid 2012 (5,1), Yosemite 10.10.3

まずは CINEBENCH R15

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あれ!? ほとんど同じ!?
2回走らせましたが、いずれも若干 650 Ti が上回る結果に…。

気を取り直して、別のテストです。
LuxMark v3.0

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さすがです。約4.8倍と圧倒的です。ほっとしました。
続いて、Unigine Heaven Benchmark 4.0 結果:約3倍

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最後に Unigine Valley Benchmark 1.0 結果:約2.9倍

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最後に GFXBench GL 得意不得意が著名に現れています。

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総合評価:Mac では本来の力を発揮できていませんね…。とはいえ、それでも大幅なパワーアップであることは間違いありません。

よろしければ参考に、ご自身のスコアーをコメント欄に書き込んでみてください。

FireFoxの「サーバが見つかりませんでした」病を治す

Mac のシステムを Yosemite にかえてから、FireFox で「サーバが見つかりませんでした」という表示が頻繁に出るようになってしまいました。どうも 「DNS プリフェッチ機能」がエラーを起こしているようです。
そこで、この機能を無効にしたところ直りましたので、その方法を紹介します。

まず、ロケーションバーに「about:config」を入力して開きます。
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次にウインドウ上で右クリックし、新規作成→真偽値を選択します。
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そして、設定名を「network.dns.disablePrefetch」とし、値を true にします。
以上です。

【CPU交換】Mac Pro 2012 (5,1) に Intel Xeon X5690 (6コア 3.46GHz) を換装

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Mac Pro 2012 (5,1・シングル CPU モデル)の CPU を交換しました。構成は次のとおりです。

【換装前 CPU:W3565】

  • Intel Xeon W3565
  • 4コア, 8スレッド
  • 3.2GHz(ターボブースト 3.46GHz)
  • 8MB L3 Cache
  • QPI x 1
  • メモリー:DDR3-800/1066
  • 熱設計電力(TDP):130W

【換装後 CPU:X5690】

  • Intel Xeon X5690
  • 6コア, 12スレッド
  • 3.46GHz(ターボブースト 3.73GHz)
  • 12MB L3 Cache
  • QPI x 2
  • メモリー:DDR3-800/1066/1333
  • 熱設計電力(TDP):130W

まず始めに、シングルモデルでデュアルタイプの CPU が稼働するのかが心配だと思いますが、問題ありません。X5690 は、QPI を2つ持っているためデュアル構成が可能ですが、シングル構成でも支障ありません

なお Intel では、CPU 名のアルファベットの次の数字でシングル用またはデュアル用を区別しています。「3」がシングル、「5」がデュアルです。そして、デュアル用 CPU であっても、シングルでの運用が可能です。

執筆現在で、X5690 の中古価格は240ドルほどですので、手頃な費用でタワー型 Mac Pro を強化できます。Mac Pro のモデルも、2012 (5,1) では単に交換するだけです。2010 (4,1) では、ファームウェアの書き換え (5,1化) で利用できるようです。

では、実際の交換の様子です。

レンチでヒートシンクを外します。

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外すと、この様に CPU が現れます。

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続いて、CPU を交換します。

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後は、伝熱グリスを塗り直してヒートシンクを付け戻すだけです。

起動すると、この様にきちんと認識されています。メモリー速度も 1066MHz から 1333MHz に変わっています。

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Geekbench 3 で測定もしてみました。

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うっかり交換前に W3565 のベンチマークを取るのを忘れましたので、同じ CPU の Mac Pro のスコアーを参考に引用(http://browser.primatelabs.com/mac-benchmarks)しておきます。

Mac Benchmarks - Geekbench Browser 2015-02-02 00-20-15
Mac Benchmarks - Geekbench Browser 2015-01-31 23-06-13

まずまずのパワーアップですね。
当初は W3680 に交換を考えていましたが入手性が悪く、 W3690 も検討しましたが、同様になかなか良さそうな物が見つかりませんでした。しかし、x5690 は、どちらの CPU よりも多く安く中古市場に出回っていますので、これを採用しました。

X5690 を付ければ、2012 モデルは無論、2010 モデルでも第一線で戦えるマシーンになりますから、挑戦してみてはいかがでしょうか。

【付録】

動画の圧縮時間も測定しました。過去の投稿(Mac 高速動画圧縮実験! Apple Compressor で分散処理)とほぼ同じ条件で行いました。

(結果)

  • W3565:642
  • X5690:526

約19%高速化されました。