Mac の Mail で全データを丸ごとバックアップ&復元する方法

Mac(OSX 10.9 Marvericks, 10.10 Yosemite, 10.11 El Capitan)でメール(Mail.app)の全データを一番手っ取り早く簡単にバックアップ&復元する方法を紹介します。それは、「2つのフォルダーをコピー(バックアップ)&差し替える(復元)」だけです。(ただしこの方法では、送受信のパスワードは復元されません。パスワードは、Keychain に保存されています)

※10.10 以前のバックアップフォルダーは、そのままでは 10.11 で読み込むことができません。移行方法は、こちらで解説しています。

【バックアップ方法】
次の2つのフォルダーをコピーします。(コピーされたフォルダーそのものが、バックアップファイルです。DVD-R や USB メモリーなどに保存しておけます)

1,user/Library/Mail/V2 (10.11 El Capitan は V3)

メールバックアップ1

2,user/Library/Containers/com.apple.mail

メールバックアップ2

【復元方法】
先ほどの2つのフォルダーを、復元したいシステム上の同じフォルダーと差し替えます。
この方法を使えば、簡単に別の Mac やクリーンインストールした Mac にメールデータを移行することもできます。

カテゴリーTips

“Mac の Mail で全データを丸ごとバックアップ&復元する方法” への8件の返信

  1. 私もEl Capitan への移行、うまく行きませんでした…
    ブログの方で記事がアップされましたら、チェックして、チャレンジしてみます!

      1. 解説、拝見したいのですが。

      2. 10月16日の記事で公開しています。

  2. この方法を今まで愛用していたのですが、El Capitan への移行では上手くいきませんでした。エラー等は発生しませんがメールボックス、アカウント共に表示されませんでした。

    1. そうですか。自分ではまだ導入が先の予定なので試していません。
      仕様が変わったのかもしれませんね。
      10.8から10.9の時も変わっていたような気がします。
      近々、テスト機で確認しようとは思っています。

    2. Yosemite (10.10) からEl Capitan (10.11) への完全復元に成功しました。
      読み込めなかった原因は、10.11ではMailが読み込むフォルダー名が変更されているせいです。

      10.10以前のバックアップしたファイルを、手動でそれぞれ適したフォルダー内に置き直せば、また全てのメールやメールフォルダーを読み込んでくれます。このとき、初起動でない場合は、先に「Envelope Index」で始まるファイルを削除してから起動します。

      詳しいやり方は、時間のあるときにブログをアップします。

  3. ピンバック: Macのメールが遅い

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